2016年3月22日

LaTeXクラウドがいくつかあるようで,少しいじってみた.といっても本当に少しだけど.

どのサービスも簡単な編集は変わらず.大体プロジェクトごとに管理で,ブラウザ上のエディタで編集し,同じくブラウザ上で確認.コンパイルは二度以上とかBibTeX使うかとかは勝手にやってくれるみたい.簡単な補完機能(インテリセンス )はPapeeria以外はついている.

CloudLaTeX

日本人が作っている.指定されているエンジンがplatexで,この中では唯一platexが使える.入力が止まった瞬間にコンパイルして表示してくれるみたい.DropBoxとの連携ができるので,これで他の人と共有できるのだと思う(多分唯一の共有方法).エラーが出てもメッセージが割とあっさりしているんですが,よくわからなく生のログを見ようとすると改行がなくて読みづらかった.

ファイルAを編集→Bに→Aとすると,Bに移る直前のAの編集内容が反映されていない,ということが何度かあった.多分保存のタイミングなんだろうけど.

ShareLaTeX

自分とこにインストールしてあれこれするともっと違うのかもしれないけど,とりあえずホスティングされていたサービスを使ってみた.自動でのコンパイルはできそうなんだけど,何故かできない.もう一人と共有できるらしい.エディタに関してはスペルチェックがあったり,Vim/Emacsのキー設定に変更できたり.無料だとあまりできなくて,有料にするとDropBoxと連携できたり履歴がとれたり共有人数が増やせたりするらしい.SyncTeXみたいなのがある.\cite{}の検索ができそうで「おお」と思ったらこれも有料オプションだった.ちなみに一月14ユーロから.ないな…….エラー表示は丁寧.

Overleaf

platexはlatexmkを使うとできる.無料ではプライベートにできないみたい.(逆に公開するのには結構便利で,ちょくちょく使っている.)履歴を自動でとっていってくれる.自分でラベルをつけていくのもあるので,便利そう.やっぱりスペルチェックがあったりVim/Emacsのキー設定にできたり.SyncTeXみたいなのがある.有料プランは6ユーロから.多分プライベートプロジェクトが使えるようになる.

Papperia

Yahoo!メールで受信したら最初の招待メールがスパム扱いされました(どうでもいい).デフォルトがXeLaTeX(pdfLaTeXも選べる).自動コンパイルがされないし,SyncTeXみたいなのもない.上三つは表示を独自になんとかしていたみたいだけど,これはPDFをブラウザが表示する形.スペルチェッカーはある.プライベートプロジェクトが一つだけ作れて,共有は人数無制限にできるっぽい.

みんなで編集する際にどうか,という視点でみていたのですが,Papperiaは(一つだけだけど)共有数無制限のプライベートプロジェクトが持てるのはおもしろい.ちなみに同時に編集すると,目の前のファイルが勝手に書き換わっていくのだそうです(他のも同じ).ただ履歴がないっぽいので,後から誰がどこをやったかはわからなそう.二人ならばShareLaTeXかしら.これも履歴がないからなぁ.CloudLaTeXでDropBoxを共有がよいのかも.試していないから全然わからないけど.p>

エディタとかの編集はShareLaTeXとOverleafが頭一つ出ている感じ.続いてClooudLaTeX,Papperiaという印象.

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